2017年末に閉店したパリのセレクトショップ「コレット（colette）」の最後の日々を記録した作品集。2017年12月20日の夜、パリの伝説的なコンセプトストアである「コレット」が、サントノレ通り213番地で営業を終え、20年にわたる歴史に幕を下ろした。同店は、パリのクールさ、ラグジュアリーと非ラグジュアリー、スタイル、文化、デザイン、クリエイティブ・コラボレーションの典型を象徴した存在であった。

本書は、「PpR」とのコラボレーションにより、パリを拠点に活動する写真家ブノワ・グランベール（Benoit Grimbert）が、この悪名高い街の一角で、コレットの最後の日々を捉えた。

本作には別冊『colette 1997-2017 (Paris from my window) Mix』も付属し、コレットが20年以上にわたってリリースしてきた音楽ミックスに呼応して作られている。本書は、イギリス発の雑誌『PpR Journal』を刊行している出版社「PpR Edition」による初の作品集となる。

On the evening of 20 December 2017, colette, the legendary Parisian concept store closed its doors for good after twenty-years of trading on 213, rue Saint-Honore, 75001 Paris. The store represented the epitome of Parisian cool, luxury and non-luxury, style, culture, design and creative collaboration.

In collaboration with PpR, Paris-based photographer Benoit Grimbert photographed the last moments of business on this infamous corner in the city.

A supplement, colette 1997-2017 (Paris from my window) Mix accompanies the publication and forms a response to the music mixes colette released throughout the 20 years.